IE9ピン留め

マヤ文明を訪ねて その4

さて、いよいよ エク・バラン ジャングルの中の道を歩いていきます。


そして 出ました! ピラミッド


皆登っています!
チチェンのより傾斜は少し緩やかですが 高さは32メートルとちょっとだけ高いです。
階段は91段です そうチチェンと同じ カレンダースタイルですね。

「この中で高所恐怖症の人いますか~?」というガイドさんの声に 二人ほど手をあげましたが
「その方たちは頑張って登りましょう!」と明るく言われて ずっこけていました

意を決して登り始めます 登っている途中では写真など撮っている余裕はありません

段差が大きいところや階段の幅が狭いところがあったりで 登りにくいです。
立ち止まったら足があがらなくなるような気がしてせっせとひたすら登ります。

「振り返ってはいけませんよ~」というガイドさんの声 心なしか笑いを含んでいるような。。。

気が付いたら私は手も足も使って登っていました いいのよ カッコなんてどうだって!

エジプトのピラミッドは80メートルくらいあるらしいですが、ここのは32メートルなので数分頑張れば頂上にはたどり着けます。

頂上です

見渡す限りジャングルです やはり感動します!



このピラミッドは主神殿で、一番てっぺんは王様の部屋だったそうです。
ここから雲の動きや風の流れを観察していたのですね。

「王様の目線で世界を眺めるのはどんな気分ですか?」

う~ん 今は何も考えられませ~ん。。。ゼェゼェ

でもね 神の気分ではないな うん 「我は神なり」とは思えない。

ここの王様が気象観測士としての職務に忠実だったのは感じられましたが。。。


続きはこちら

# by ayu-rasann | 2012-01-15 11:22 | バンクーバーからの旅 | Comments(0)

マヤ文明を訪ねて その3

マヤ人の民は とても素直な人たちだったのでしょう。
王族の思惑にまんまとのせられてといったほうが正しいと思いますが とても信心深かったようです。

私にはこんな光景が目に浮かびます。
あるとき 神官が豊作を願って自らの腕を黒曜石でできたナイフ(金属はなかった)で切り、血を地面に滴らせた。
そして その年作物がとても豊富に採れたのだとしたら 彼らは「地面に血を与えたからだ」と思い
毎年その儀式を繰り返すようになる。
そして「もっと血を滴らせたらもっと豊作になるかも!」と思い 
その儀式がどんどんエスカレートしていったのではないかと思います。

豊作を願うのですから その血は悪い血ではどうしようもありません。
いい人 優秀な人 強い人 美しい人・・・といった人物が生贄にされたようです。

これは戦士の神殿です。


西側の階段の上にはチャック・モールという神の像があり、その上に生贄の心臓を乗せて太陽に捧げました



実は太陽は、日が沈むと地下世界に行き、そこで悪霊たちと戦っているのだと信じられていました。
だから 東の空からあがってきた太陽はとても疲れてお腹が減っている、
その太陽にエネルギーを補充してもらおうとしていたようです。。。

えっ? じゃあ 毎日やっていたわけ?

実際には生贄の儀式はどの都市も年に数回だったらしいですが 都市によっては本当に毎日生贄をあげていたようです^^;

さて、そんなに生贄をやたらとささげていたのなら マヤ人は残酷な人たちだったのでしょうか?

実は純粋なマヤ人というのは とても温厚で農耕民族なので戦は嫌いでした。
チチェンもそうですが 繁栄したマヤの都市は全てジャングルのど真中というかとても不便なところにあります。

最初にそこに住みついた人々は 湿地帯でジャングルに覆われたこんな不便な場所なら他の部族が攻めてこないだろうと思ってその地に住みついたようです。

事実、ある都市は15世紀 スペイン人がメキシコに入ってくるまで石器時代そのままの暮らしを続けていました。

トルテカ人が侵入してきて以降、チチェンは一番華やかな時期を迎えたようです。
神秘的な儀式も多々行われました。

トルテカ人というのはマヤ族ではなく 北方を起源としてナワトル語を話す狩猟民族です。
ちなみにマヤ人というのは背が低く、首が短く顔が丸い、どちらかというとずんぐりした体型です。

トルテカ人は背が高く好戦的であったようですね。
しかし、基本的に領土を広げる目的で戦さをしたのではないようです。
戦に行くのは他の部族の王族や神官をさらってくるのが目的でした。

生贄の儀式がさかんだった頃は、自分のところの優秀な人たちを捧げていたら その部族は衰退してしまいますから 生贄にふさわしい人間も求めていたのでしょうね 怖い話です

ああ 思いだしていたらまた怖くなっちゃった お土産屋さんを眺めながらエク・バランに行きましょう!

# by ayu-rasann | 2012-01-15 10:49 | バンクーバーからの旅 | Comments(0)

マヤ文明を訪ねて その2

最初の3日間ほどはプールサイドやビーチでゴロゴロしていましたが ついに遺跡に出発です!

当日は朝6時半にお迎えのバンがホテルに来ました。
日焼け止めやサングラス、水、歩きやすいスニーカー セノーテで泳ぐための水着、バスタオルなど詰め込んだので荷物が大きくなりました。

リビエラ・マヤから二組、カンクンから三組 総勢5組の日本語遺跡ツアーです。
ちなみに 皆さんカリフォルニアやトロントなど全て現地駐在中の日本人家族ばかりでした。
バンの中で納豆や牛丼の話で盛り上がったのは言うまでもありません。。。

今日訪れるのは 世界遺産にも登録されているチチェン・イッツァと 1997年に発見され、まだ発掘が20%くらいしか進んでいないエク・バランという遺跡。

チチェンは6年くらい前まではピラミッドにも登れたし、中に入ることもできたのだけど転落事故などが相次ぎ、現在は登るのも中に入るのも 禁止です。

入口からズラッと並んだ露店の御土産屋を横目で見ながら歩いていくと、すぐ目の前に45度の傾斜と30メートルの高さを誇るエル・カスティージョ(ククルカン・ピラミッド)が!



このピラミッドは9層に分かれていて、4面に階段が設けられ、最上階に聖堂がたてられています。
階段の数は一辺91段 4面で364段、聖堂への1段を加えて365段と1年の日数に相当するようになっています。


ところでマヤ文明といえば マヤ暦が有名ですよね。

時を刻むために用いた長期暦(13バクトゥンと言われる5129年で一周する長期サイクル)
このマヤ長期暦の起点が紀元前314年8月11日なので、その日から13バクトゥン(5129年)経過する日が2012年12月22日なので2012年人類滅亡説がでてきたわけですね。

農作物のために使用されたハァブ暦(1ヶ月が20日 1年が18カ月で360日+邪悪な日5日で365日)
邪悪な日っていうのは何なのでしょうね 気になりますが。。。

それからツォルキン暦は1年が260日(13日×20サイクル)これは神事などに利用されていたみたいです。

彼らは天文学に秀でていて 金星や水星の運行などもひじょうに正確に捉えていたようです。
ちなみに金星の周期を目視だけでやったのだとすると毎日天文台に行き、金星の位置を確認し記録し続けるだけの作業を、200年~500年ぐらいの間やり続けたということになります。

立派な天文台です。


しかし、天文台だけとして使われていただけではないみたいです。
2段目の基壇の上に24個のマヤ人の顔を彫った柱が置かれています。
そして そこから24体分の遺骨が。。。
つまり廟としても使われていたのですね。

どういう人が埋葬されたのでしょう?
ちょっと想像してみて下さい 神官?王族?それとも・・・・


マヤの人たちは農耕民族でした。

彼らは3層からなる天上界 我々人類が暮らす地上界、そして9層からなる地下世界からできていると考えていました。

石灰石の多いこの土地では水は地面を流れません 川は地下に流れます。
鍾乳洞が多く、その洞窟は最も重要な世界である地下世界への入り口と考えられていたようです。
ピラミッド頂部の神殿は洞窟をあらわしていて 神事をつかさどるアハウ(王)がそこで世界の神々と交信していると考えていました。

王様というのは 神ではなく、神にお願い事をする、つまり神へ民の願い事を取り次ぐことができる中間的な存在でした。
世の中の災いや自然の運行などをすべて取り仕切る神にその年の作物が豊作であるように、そして災いが起きないようにお願いするのが職務だったわけですね

ところで マヤの民というのは結構残酷で 雨乞いしても雨が降らなかったり豊作でなかったりすると、この王は無能力だとして、簡単に殺してしまっていたそうです。

つまり、マヤの王族たちは 自分たちの能力を目に見える形で民に実証してみせる必要があったわけです。

そこで 高い場所に部屋を持ち 雲の具合や風向きなどを見て天候を把握し、暦の知識を使って
ある程度雨期の時期を予想し、雨期入りにあわせて暦の上で儀式の日取りをつかみます。
そして、宝石や鳥の羽根などで身を飾り、厳かな儀式を、厳かなピラミッド、そして考え抜かれた反響や錯覚などのトリックを駆使して執り行います。

階段の脇にはククルカン(蛇神)の顔が。。。


このククルカンのいる階段の正面に立ち、手をパンパンと打つと 「キュッキュッ」という可愛い音が聞こえます。

不思議なことに この階段の正面にいるならばどんなに遠くてもその音は聞こえますが、階段の正面から外れるとこの音は聞こえません。

この「キュッキュッ」は 日本の日光東照宮の泣き龍を彷彿とさせます

でも、この音をククルカンの声だと思わせれば 儀式の際に王が手をたたくとククルカンが答えたと思わせれば、そして、これができるのが王だけだとなれば・・・

そこだけではなく、こちらにも秘密のしかけがあります。


球戯場です。
ゴムでできたボールを打ち合って 勝った側の主将が神への捧げものとして首を切られるというおっかないゲームが行われた場所としても有名です

写真の奥の方に建物が見えますね これは神殿です。
この球戯場の南北には神殿があり、この儀式をつかさどる神官がそこに鎮座し、見守っていたと考えられます。

そしてこの北の神殿から南の神殿まではエコーがかかるように設計されていて(!) 声も簡単に届くし、手をたたくと確実に7回の反響が起こるようになっています。

試してみましたが 確かに球戯場の後ろの方から声をかけると、神殿のそばにいる人にちゃんとその声と言葉が聞こえてきました。
また、手を打つとエコーがかかり 当時の人はきらびやかな衣装に身を包んだ王や神官がここで説教をしたり お告げをしたりしたらコロッと信じてしまったと思います。


先ほど勝利した側の主将が首を着られるという残酷な儀式が行われたりしたと書きましたが、マヤは生贄を神にささげることでも有名です。

長くなったので 章を改めたいと思います。
ここまで 頑張って読んで下さった方 お疲れさまです ありがとうございます
続きに関心があられる方は このあともどうぞお付き合いくださいませ

# by ayu-rasann | 2012-01-12 15:51 | バンクーバーからの旅 | Comments(0)

マヤ文明を訪ねて その1

2012年が始まりましたね。


仕事が始まってしまえば お正月気分なんてどこへやら 非日常から日常へとあっというまに引き戻されますね。。。

我が家も 日本からでは滅多にいけないメキシコなんぞでグータラして 朝からスパークリングワインを飲んだりして怠惰な生活を送っていましたが 帰ってきたら一気にいつもと変わらない日々です。

さて、マヤの遺跡を訪ねる旅・・・と言っても マヤの遺跡ってメキシコだけでなく中南米まで入れると結構いたるところにあり、全部まわるのはとても無理

有名所をとりあえず、ということでチチェン・イッツァと1990年代後半に発見されたエク・バランという遺跡に行くことにしました。

どうせ行くならちゃんと勉強して、と思っていろいろ調べてから出かけたのですが 現地の日本人の方がやっているトラベル・エージェントが USドルのキャッシュかクレジットカードはアメックスしか受け付けないということが 出発直前に判明したり、ホテルのATMがまったく動かなかったり、旅行に付き物のてんやわんやもありました。
が、無事に帰ってくればそれもいい思い出 ボチボチと珍道中をまとめてみようと思います。

クリスマスイブの早朝、大雨の中をバンクーバー国際空港に向かいました。

飛行機の出発時間の3時間前というカナダらしからぬチェックイン時間
昨年のキューバ旅行の時も 夜の九時に空港のレストランやバーがほとんど開いていなくて、しかも寒かったという経験があるだけに 朝の4時から開くというエグゼクティブ・ラウンジに向かったのですが、着いたら営業時間は朝の8:30からとしか書いてなくて 一向に開く気配はなく え?なにこれ・・・

でも、飛行機に乗ったら3人掛けの席に私たち二人だけ 
早めに席を通路側から2つ押さえたのはまんまと成功(有料だったけど)

バンクーバーからカンクンまでは往きは約6時間です。
けっこう近いんですね

カンクン空港はものすごい混雑です。
避寒に来た人帰る人 しかも到着ロビーと出発ロビーが一緒なのでさらに混乱

入国審査は拍子抜けするほど簡単なのに 税関が厳しい
機内荷物も手荷物も全てX線通します

やっと外に出ると、同じ飛行機に乗っていても各自が向うホテルは千差万別なのでそこでまた大騒ぎ。(写真を撮るどころではなかった。。。)

私たちの滞在するリゾートホテル行きのバンに乗りこんだときはグッタリ疲れていました。
ああ、すでにはやく帰りたい。。。

ビュンビュン飛ばすバンで40分ほどかかってホテル到着。

Valentine Imperial Mayaというホテルは、豪華でものすご~く広い!





カンクンは海に突き出た砂洲にホテル群が建っているのでジャングルはなくてホテルの目の前が海ですが リビエラ・マヤは砂洲ではなくやや内陸なのでジャングルもあるのです。

もちろんビーチもありますよ!



雲と雨の街から来た人間にとっては多少の蒸し暑さなんて気になりません。

晴れてるだけで幸せです

写真がいっぱいで長くなりました。
この続きはまた明日!

# by ayu-rasann | 2012-01-12 15:28 | バンクーバーからの旅 | Comments(0)

クリスマスツリー

今日はとてもよいお天気だったので 大好きなガーデニングのお店に行ってみました。

春や夏はいろいろな花や木がいっぱいの実や花をつけていますが 今は冬なのでチョット寂しい。。。



今の時期だからクリスマスツリーとか売っているのではないかと思ったら案の定!
1.5メートルくらいのものはフレッシュカットで70ドル前後からありました。
テレビでは見たことがありましたが 本当に売っているところに来たのは初めてです。
70ドルならかなりお買い得な気がします。



このご家族は3メートルくらいのツリーを“That's it!"と言ってお買い上げ



こうやって見てみると皆さん日本のお正月の角松と同じ感覚で買っています。
毎年クリスマスツリー用に買って お家に飾るのですね。
クリスマスツリーの下に普段は遠くに住んでいる子供や孫たちが集まってきて一家団欒を楽しむのかな?

おそらくクリスマスが終わってもツリーが枯れるまで家の中で飾られているでしょう。
枯れたらどうするのだろう?
暖炉でもやしたりするのかな?

その他にもクリスマスリース用の松や杉の枝などが売られていたり



出来上がっているリースが日なたで乾燥させられつつ売られています。



外は寒いのですが、お店の中は温かく こちらにはポインセチアがいっぱい!





4ドル99セントというリーズナブルなお値段に思わず購入意欲がわきますが 我慢我慢。。。



クリスマスなのでこんな飾り付けもありました。





クリスマスムードいっぱいでしたが 外に出ると小さな春の花が売られています。



水仙やクロッカス、ヒヤシンスの球根も芽が出た状態で鉢に入って売られていました。
年末に旅行に行くので水やりが滞ってしまうので 帰ってきてから買いに来ようと思います。

冬だからこそ花を愛でたいという気持ちと 来るべき春に希望を寄せる そんな気持ちになった一日でした。

# by ayu-rasann | 2011-12-14 16:07 | バンクーバー | Comments(0)

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